すっかり秋ですね。極暑には大いに苦しみましたが、唯一歓迎したのは筋肉系の故障が起こりにくいことでした。何もしなくても暑さで筋肉がくたぁー緩むような季節でした。
ちょっと冷えてくると大腿や下腿の肉離れや筋腱の付着部炎症(鵞側炎、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎など)の発症率は上がります。皆様ご注意下さい。
動的、静的いろいろな素晴らしいストレッチメニューがありますが、ワタシが最も気に入っているのがこれです。いろいろな部位が同時にしっかり伸びます。
・股関節
・内転筋(内股)
・大腿四頭筋(もも前)
・足底腱膜
・アキレス腱
・腹直筋(腹)
・腸腰筋
これはさすがに多彩ですよね。
やり方は以下の通り。
①足を前後に大きく開きます。バランスが崩れないように脚を伸ばしている方の手で何かに捕まるのが楽です。
②曲げている膝を外に押し出します。股関節、内転筋が伸びます。
③体幹を地面に垂直以上を目指して立てます。腹直筋、骨盤内の腸腰筋が伸びます。この2つの筋肉は結構ストレッチをかけにくい。
④伸ばしている脚の太腿の前(大腿四頭筋)もしっかり伸びます。
⑤つま先立ちしている脚の足底がしっかり伸びます。足底筋膜、昔これに苦しんだワタシはややナーバス(苦笑)
これを左右じっくりやります。伸ばしながらイメージトレーニングをします。
・腹筋が縮んで猫背になるイメージの払拭
・股関節が広がってストライドが伸びるイメージ作り
効果あります。そして結構気持ち良いです。
これは9/22発売「ランニングスタイル11月号」でもご紹介しました。「足裏、膝のトラブル完全克服」という特集で、ご自宅でできる足裏、膝のケアやトレーニングもいろいろ載っています。よろしかったらこちらも是非ご覧になって下さい!
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