スピードアップ、ストライドを伸ばすならば鍛えるべきは『腹斜筋』ランナーのためのサーキットトレーニング

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ランニング練習方法

腹斜筋が大切

自粛生活の間にYouTubeで「自宅で出来る10分間サーキットトレーニング」をご紹介していました。この中でフォーカスして鍛えた筋肉は「大・中臀筋」「腸腰筋」そして腹筋、その中でも特に「腹斜筋」という筋肉です。

「腹斜筋」について少し解説しますと…

腹斜筋は体幹を捻る筋肉です。この筋肉を鍛えると、いわゆる「肩甲骨と骨盤の連動」を強力にすることが可能です。その結果、ストライドを伸ばすこと、スピードアップが可能です。

脚に頼ってストライドを伸ばさない

多くのランナーがストライドを伸ばそうとして、太腿の後面(ハムストリングス)やふくらはぎで地面を強く蹴って走ろうとします。これは故障の原因となります。

   

またハムストリングスやふくらはぎに負荷をかけてハイペースで走れるようになっても、マラソン終盤にハムやふくらはぎを攣って、大失速することになります。

骨盤の回旋がもたらすこと

ランニング中に絶えず行われているこの骨盤の回旋運動に注目しましょう。

この骨盤の回旋運動は「腸腰筋が脚を上げる作用」

「大臀筋が脚を後方に送る作用」

を大いにサポートしています。

腕を振って肩甲骨を動かすのはこの骨盤の回旋を作るためです。「肩甲骨と骨盤の連動」と言われる動きです。

腹斜筋を鍛えると、この連動が更に鋭くなります。そして鋭くキレのある骨盤の回旋運動が脚を大きく動かしてくれるのです。この骨盤回旋力強化こそが故障のリスクなく、スピードアップを実現するベストな方法です。

この腹斜筋はガンガンに鍛えるべきです。

10分で出来るサーキットトレーニング、ちょっと試してみて下さい!気に入ったエクササイズがあれば日々のウォームアップに加えて下さい。

 

 

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