かぜをひきやすくなる季節。かぜのひき始めを叩く絶対オススメの漢方薬3つ。かぜが悪化せずにすぐに治る!!

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健康法

寒暖差が大きく、体調管理が難しい今日この頃。かぜをひく方も増えて来ました。大事なレースを控えている市民ランナーは何があってもかぜなどひきたくないところですね。

今日はかぜの初期症状に滅茶苦茶効くする漢方薬をご紹介します。この漢方薬に出会ってからは風邪をひくことがほぼなくなりました。快適です。漢方薬のお話、よろしかったらしばしお付き合いください。

オススメの漢方薬は3種類

・小青竜湯

・荊芥連翹湯

・麻黄湯

そして服用に関して大切な事2つ。

初期に服用

「あれ…ちょっとおかしい?」というタイミングで迷わず服用です。ワタシはこの3つの漢方薬を常備、うち2つはカバンにいつも携帯しています。

素晴らしい漢方薬ですが、こじらせてしまってからだと効能がガタ落ちします。かぜの初期に効く漢方薬なのです。

中医学では、かぜは「寒邪」「風邪」などの邪気が体表から侵入して罹患すると考えます。寒い季節に薄着などで体を冷やしてしまったり、屋外で長時間風に当たっていたりするとかぜをひくのは経験上ご理解いただけると思います。

この「寒邪」「風邪」などの邪気を追い出すことが出来ずに邪気が体の奥に進行すると「かぜをこじらせる」「かぜは万病のもと」というような状況になります。

初期の段階でこれら邪気を追い出したいのですが、ここで中心となるのが「発汗」です。汗をかいてかぜが回復するというのは皆さん経験していると思います。有名な「葛根湯」を始め、多くの漢方薬が発汗作用の強い生薬を含んでいます。

漢方薬の選択

症状に応じて使い分けます。

くしゃみを連発、水っぽい鼻水が出てきて寒気がする→小青竜湯

喉がイガイガして痛い→荊芥連翹湯

体が熱っぽい、寒気、頭痛、咳。皮膚は汗ばんでいない→麻黄湯

ワタシは特に荊芥連翹湯のお世話になることが多いです。「ちょっと喉が痛いな…」と感じたら1日3回服用すると喉の痛みが消えます。

小青竜湯は「寒邪」に強い漢方薬で服用すると背中の上の方が温かくなる感覚があります。水っぽい鼻水を感じたら速やかに服用します。寒気と鼻水が治ります。

麻黄湯には強力な発汗作用があります。体が熱っぽい、寒気、頭痛、咳…何か大かぜをひきそうな嫌な感じですね。こんな時は「麻黄湯」を飲んで寝ますが、枕元にもう1セット寝巻きを用意します。夜中に大汗をかいたらすぐに着替えます。この麻黄湯は効能がとても強いので高齢者や体が虚弱な方には向いていません。

この3つの漢方薬はマツキヨなどのドラッグストアでお買い求めできます。

しかし残念なことに荊芥連翹湯は「蓄膿症、慢性鼻炎」の薬として売られています。かぜの初期症状に抜群の効果がある薬なのに…

荊芥連翹湯は「風邪」が引き起こす体内の熱(炎症)を治める作用があるのですが、そんな難解なことを伝えるのは難しいので、よくある鼻の炎症性の疾患用に売っているのです。そして小青竜湯は専ら花粉症の薬として処方されています。中医学の根本の部分が理解されないために、凄く有効な漢方薬が的確に世の中で普及しないのは歯痒いものです。

ご紹介した漢方薬が皆さんをかぜのひき始めにお役に立ってくれることを祈っております。

これらの漢方薬はネットでも購入できます。ざっと閲覧するとこのドラッグショップで3つとも安く売っていました。どれも10包入りくらいなのでまずはお試しで常備しておくのはいかがでしょうか。

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