市民ランナー憧れのレース「別府大分毎日マラソン」
およそ4000人のエリートランナーが集い、真剣な雰囲気が漂う素晴らしいレースです。
別大は勝負レースの位置付けになると思いますので、万全な準備で臨めるようにお役に立ちそうな情報をまとめてみました。ワタシは2017, 2018, 2019と3年続けて出走しました。
大分入り
東京から空路の話になってしまいます。すいません。
ワタシはマイレージでチケットを取っていますが、1年目も2年目も大会前日の土曜日のフライトが取れませんでした。仕方なく金曜日最終便羽田19:10発20:45着で大分入りしたのですが、実はこのパターンは快適です。金曜日の夜からゆっくりとレースに向けてリラックスできます。今年は好んで金曜最終便でした。
ホテル
オススメは「グリーンリッチ都町」
大分駅から徒歩10分程度。一泊5,000円~6,000円程度。よくあるビジネスホテルですが、静かで落ち着けます。周りに飲食店、コンビニなどあり便利です。
そして大きな魅力は近所の風呂と朝食です。
「天然温泉都の湯」は徒歩5分
サウナ、水風呂、湯船を使っての交替浴で体のメンテナンスができます。
ホテルの朝食バイキング
アットホームな雰囲気の郷土料理、洋食とバリエーションは豊富です。
土曜日にメニューを確認しておいて、レース当日に何を食べるかを概ね決めておきます。当日朝の食事は本当に重要です。特に別大は正午スタートなのでレース前に2回食事が可能です。朝食は6:45の朝食会場オープンと同時に入って7:15頃に終えます。そして9:00頃に間食をします。この2回で1000kcal以上のエネルギーを消化のいい食材で摂取します。
移動
土曜日のランナー受付、当日のスタート会場への移動はともに無料送迎バスがあります。大分駅前の駐車場から出発します。
そして…驚きの事実。
別大参加ランナーは30分前行動します!
始発出発時刻の10分前にバス停に行くと既に1台目のバスが満員で出発しています。
選手更衣室
別大はヒエラルキーの強い大会です(笑)ランナーには4つカテゴリーがあります。
カテゴリー1;招待選手
カテゴリー2;サブ2:55
カテゴリー3;サブ3
カテゴリー4;サブ3.5
カテゴリー1・2・3はおさる館という建物とその周辺のテントが更衣・控えスペースになります。
暖をとるならおさる館の中が良いです。おさる館内の場所取りは朝一番で行かないと取れません。
テントは選手の人数に比べて十分に用意されており、結構ゆったりしています。2019年はスタート時の気温が15度以上と暖かかったのでテントでも快適に過ごせましたが、2018年は気温2度だったのでテントでは厳しい状況でした。2019年からはテント内にストーブが用意されていました。
また向かいの水族館にカフェがあります。着替えは厳禁ですが暖かいカフェでのんびりできます。
カテゴリー4は道を隔てた広い駐車場で待機します。
テントと選手輸送を終えたバスが控え室として提供されます。バス内は暖かいので良いですが、バスの座席では足が十分伸ばせず、ちょっと窮屈で疲れます。またバスに乗り込むために長蛇の列に並ぶ必要があります。
2019年はカテゴリー3参加で快適に準備ができました。
別大では持ちタイム順のゼッケン番号に従ってスタートラインに並んだり、こんな風に待遇が違ったりします。エントリーでもサブ3ランナーはクリック合戦の必要がありません。独特の大会文化ですね。「速い奴が偉い」みたいな体育会的なメッセージは嫌いではありません。
今回は自己ベストを3分20秒縮めて2:55:05(ネット2:54:36)の好タイムでフィニッシュできました。でもカテゴリー2には5秒足りませんでした(苦笑)
ランニング指導ご検討の方はこちらまで。
お身体の不調でお悩みの方は柳鍼灸院にお気軽にご相談ください。