足底腱膜炎、アキレス腱痛…ランナーにとっては本当に恐ろしい怪我です。今回はとても有効で簡単な予防ケアをご紹介します。
かつてワタシも足底腱膜炎に苦しみました。下図のように踵付近、土踏まず寄りの部分や踵の後縁が着地のたびに痛みます。
足底腱膜炎は一度こじらせてしまうと、治るのに時間がかかる上に、治ったと思ってもハードな練習をした後に、独特の違和感、鈍い痛みが良く再発します。朝起きてベットから出る一歩目を踏み出した時に踵が激しく痛むのは、足底腱膜炎のよくある症状です。原因などについてはまた後日ご紹介しますが、今回は簡単な練習後のケアのご紹介。
足底腱膜炎、アキレス腱痛に良いのは手っ取り早く、足ごとバケツに突っ込むアイシングです。しかし少し冷めたい程度の水では効果薄です。大量のアイスで一気に冷やします。トップレベルのスポーツチームはアイシング用に製氷機を保有していますが、一般家庭で大量のロックアイスを準備するのは難しいですよね。
最近これはあまり使わないですね(笑)
大量の保冷剤を使います。日頃からスーパーで生鮮品の買い物をした時に集めまくります。これを大小構わず50個ほどまとめて冷凍しておきます。
この大量の保冷剤をバケツに移して、足首全体がつかるぐらいまで水を加えてアイシング開始。足の指が冷たくて痛みますが、5分で麻痺します。これを15分行います。時々足でかき混ぜます。保冷剤を踏みつけるようにはしないで下さい。保冷剤を一箇所に密着させると凍傷の可能性があります。長時間やると霜焼けの可能性あるので15分です。
氷嚢を痛む部分に当てるなどの方法もありますが、今回ご紹介した「強冷」アイシングがオススメです。
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